way to Go! みわっち☆

楽しく完走&タイムも目指す
&日々の記録

2016 STYの記録&感想

当日は4時半起床し5時半に出発。


前日の悪天候を受けUTMFはコース短縮、この日の降水確率も12時から結構な雨予報
それ以前にSTY参加することに対し葛藤があり気分は重かった。


身近なランナーである夫には”私がこのレースに参加する意味ってあるのかな?と何度も
同じ質問を繰り返してた。


昨年末から続く足裏の痛みがじわじわと続く事で気持ち的に走る事自体億劫な気分&練習もそんな気分に負け十分でない私が走って楽しいかなぁという気持ち。


やっぱ一生懸命やった結果、自分の限界を超えられたり、初めて見える景色が走る楽しさにつながるのでは?。。


夫の答えは”練習しなきゃ大会に出ちゃいけないわけ?そもそもこのレースは資格があって初めて出られる大会、大会側で出ていいですよ。と言われてるんだから後は自分が出たいかなんじゃないの?と。




夫らしいがそんな考えもありかなと思えたし、私と同じ走力なラッコさんから背中を押すメッセージを貰えたのも大きい。とはいえ気分はうす曇り。。


そんな気分のまま8時頃こどもの国到着。
ここはチビタが4歳の時4泊5日でキャンプに来た際、遊びに来た事があり懐かしい場所でもある。


入口にある”ようこそ冒険の国へ という看板を眺めつつ、こんな目的でまたココ来るとはねぇ。。と不思議な気持。


受付&荷物チェック後はブースチェックし11時まで車待機。
車の外で誰かが”あの雲が降りてくるから雨は確実にふるでしょうねえ。と言っている。


その言葉どうり11時をまわりトイレに行く頃になると雨が降りはじめる。しかも雨脚は徐々に強くなり鏑木さんや市長の挨拶が始まるころは雷をともなったバケツをひっくり返したようなザーザー降り。シューズは既に靴下までびしょぬれ。


15分前になり傘をたたみ半分やけくそ気味にスタートラインへ。
ここまで来たら流石にDnsは考えなかったがこの天気で山ってどうなんだろうか。。
不安に反し司会の方が元気に選手を盛り上げている。


12時スタート。応援の皆さん鏑木さんも笑顔で送り出してくれるが不安がぬぐえない
私は応援に胸が熱くなりながらも、ハイタッチに応じることなく足元を見つめ走り出す。


後から”なんであんな顔してたの?と夫に聞かれる程不安が顔ににじみ出てたもよう。
ロードと違い雷雨での山って危険では?という不安が強かった。


それでも走り出すと楽しかった!練習不足でもゆっくり走る事なら体(足)が覚えてて
くれていた。今、ここにこうして居られる”だけで十分に楽しい。


トレイルに入るまでは同じようなペースで淡々と走っている人をぺーさーに。時折見かけるUTMF選手の足取りはリズムが一定していて流石だなぁと関心。さらに女性のUTMF選手ったらカッコ良いと羨望の眼差しで。


トレイルは増々強まる雨でぐっちゃぐちゃ。たまに鳴る雷に緊張で肩をすくめながら膝まである水たまりにはまったり、転んだのは何回転んだか分からない位。
手やウエアが泥だらけで鼻水が拭けないし 笑


何度も渋滞になりその度寒くて低体温予防にナッツや水分を取るように努める。
コースの一部が川状態で”これ大丈夫なのかな?早く山から出ないとやばくないか?”と身の危険も少し感じた。


10キロを私の足で2時間経過したところで、また渋滞かー”と足をとめたところ、前から”Iー04まで戻って下さい!!”と指示が飛んでくる。へ?


どうも前方の小川が濁流となり渡れないようだった。確かに覗いてみると茶色く
濁った川の水が足を救われそうな勢いで流れており、間近で覗いている選手も諦めた様子で無理だと手を横に振っている。


伝言ゲームで後ろに指示を伝えるが上手く伝わらず後ろから”ごー!前に行きましょう!などと返事が来たり。


周りの方からの情報によると”ここはI-06を過ぎたあたり”レースは中止ではなく中断
していて方針を検討中”とわかる。


結局15時過ぎ中止が決定。もと来た道を戻るらしいが一向に列が動く気配がない。
じっとしてると寒くてレインパンツをはく。
前の若い女の子が、着れるもの全部着てるんだけど寒くて”と友人に震えながら電話
していた。そうだ、私も夫に知らせなきゃと電話をかけようとするが水没してしまったようで通話できないw➡現在、完全に壊れた。泣


なぜかラインはできたので夫に寒い”と送る。
このときが一番辛い時間だったかも。


そのうち雨がこぶりになり川の流れも落ち着いてきたので”太郎坊までいったほうが早い”と声があがり川を渡るが、”なにしてるんです!その先も濁流あって通れないんですよ、もどってください!”と怒られる。


そんなわけで、周りの人とおしゃべりしたり、道に迷いながらIー04へと戻る。
そこでバスかと期待したらこどもの国はそちらです”とスタッフの方・・



それでも誰一人文句も言わず、すっかり和やかな雰囲気の中再び走り出す。
このおおらかさが山や自然遊びの好きな人の特徴かもしれない。


6時前こどもの国へ到着。往復で20キロ。先日の散歩ランのが長かったかな 笑


正直なとこ10キロで中止になるなら最初から中止の判断もあったのではとも思うが、たった10キロでも楽しかったし参加させてもらった事で気づいた自分の気持ちもあり


(今回のSTYでトレイルレースはもうやめようかな進歩もしないし”と夫に言っていたが、やっぱり楽しいな。と思えた事とか。。


なので主催者やスタッフの方は大変だったと思うがこんな機会がもらえたことに感謝している。


ただ一つ、雨で荒れたトレイルを改めて目にし、環境保全を優先するなら天候不順の無理な開催は考えさせられるし開催されたとしても自分の判断も必要と感じた。


・・・なこと、あんなこと考えながら帰路は温泉へ。の洗い場にて。。
とにかくまずはこのは・ら!!


腹なんとかしよ!て思いだす。



会場に戻って富士山と


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